【保護猫物語<1>】生後1ヶ月の可愛い子猫と母親を保護しました!

昨年くらいから我が家に時々くる白黒の外猫がいました。我が家の飼い猫のクッキーと体の色合いパターンが似ていることから、『チビのクッキー(通称チビ)』と呼び、仲良しのシロといつも一緒に我が家の庭で遊んでいる姿を見つめていました。その『チビ』が3月頃にお腹が大きくなり出産。たまたま1~2週間の出産まもないチビとその子猫たちを、すぐ近くの藪の中で見つけたのがこの物語の始まりです。

母乳にしがみつく母親とそっくりの色合いの小さな子猫三匹を視認

藪の中にある穴倉のような出産場所は、風雨にとても耐えられないような場所でした。生まれて3週間にもならない小さな生命は、このまま放置すれば子猫たちは雨で身体が冷えて死んでしまいかねない、そんな場所でした。育児放棄も考えられるし、那須の自然の厳しさの中で生命を失う危険性もあるので、以前新聞で知り寄付をしたことのある保護団体に連絡相談してみました。

保護団体は那須地区で活動をするEverypawdy(エブリパウディ)というところで、連絡すると早々に現地を確認しに来てくださいました。そして相談の結果『子猫の存在を確認出来たら、まずエサを食べにくる親猫を捕獲器を使って捕獲し、その手ですぐに子供たちを保護し、母親猫と一緒のケージに入れ子育てを続けてもらう』、そして『こども達が離乳食を食べるようになったら獣医師のもとに連れていき、
血液検査やワクチン接種等を行うとともに育ててくれる里親を探す。一方母親猫は避妊手術をしてこれ以上こどもを増やさないようにする』ことにしました。

出産直後の親子の保護は『親子ともども保護することが大事』とEverypawdyの方に教わりました。『親』を捕獲しても子猫たちが見つからなかったら、こども達は死んでしまいます。また『子猫たち』だけ捕獲できて親を捕獲できないと、こども達が母乳を必要とする時は、その子猫たちを育てることは大変難しい。そのためできるだけ両方捕獲することを大前提とするのが一番いいとのことでした。

幸いにも、色々とチビとのやりとり、葛藤を繰り返しながらも、なんとか親子ともども一緒に保護することができました。
ホームセンターで大きなケージを購入してきて、不安な表情をするチビと、小さい小さい子猫3匹を一緒にして、とりあえずは自然の驚異や獣などの外敵からも守ることができる環境を整えることができました。こうして外猫の保護を初めて無事に行い、チビと子猫たちとの生活、里親探しや避妊手術などの【保護猫活動】が始まりました。

無事に母親と一緒になれた瞳が可愛い子猫たち

Dai


【里親を募集します】
この可愛い子猫たちを優しく育ててくださる“里親募集”を行っています。家猫として一緒に暮らしてみたいという方、ぜひご連絡下さい。詳しいお問い合わせご相談は保護団体Everypawdy(エブリパウディ)までお願いいたします。


choko4※那須高原の那須町に移住してきた筆者が、那須にとけ込んだ人を“那須人(なすびと)”と称し、那須好きの人たちに那須の様々な観光情報を提供することで、“那須人”になってもらいたいと、このブログを開設しています。何か知りたいこと、聞きたいことがありましたら《Contact Us》までどうぞ。




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