【保護猫物語<15>】三つ子たちの検査は“陰性”で合格!『チビ』の避妊手術も無事終了!

いつも仲睦まじく『チビママ』に寄り添う三つ子たち

母親猫『チビ』と三つ子たちが別れる時がやってきました。前の日の夜も、無邪気に戯れる母親と三つ子の姿を暗視カメラが捉えていました。(動画です)

母親猫『チビ』と三つ子たちの最後の夜遊び!

三つ子たちと母親猫『チビ』を保護してから5週間、三つ子たちは生後8週間が経過しました。三つ子たちが『チビ』のおっぱいをたくさん飲んで、離乳食にも慣れ始めた日、『チビ』の避妊手術と三つ子たちの検査&予防接種を行いました。今回お願いした獣医さんは、保護団体のEverypawdyさんから紹介された方で、保護猫の対応に慣れていらっしゃる動物病院の優しい先生です。

病院に着くと、まず最初に三つ子たちのウイルス検査(エイズ・白血病)、ワクチン接種(三種混合)、ノミダニ駆除、目の洗浄などを行いました。特に“ウィルス検査”は大事で、もし「陽性」だと予定していた里親トライアルがキャンセルになり、三つ子たちも病気を抱えて生きていくことになります(病気が原因で短命になる可能性もあります)。母親猫の『チビ』は、自然の中で生きてきただけに、ウィルスに犯されている可能性があり、保護してからずーっとこれが一番の心配事でした。検査の結果は、幸いにして三つ子たちも『チビママ』もすべて「陰性」で合格!、ほっと胸を撫でおろすことができました。よかった、よかった!!

その後三つ子たちは、“ワクチン接種”をしてもらって、1時間程度で病院を後にすることができました。ただ母親猫の『チビ』は、避妊手術を行うために一泊の入院となりました。
帰宅した三つ子たちは、今までのケージのある和室から二階の部屋に引っ越しです。明日退院してくる『チビママ』が今までの和室を使うので、“親離れ”する三つ子たちは新しい寝どこに移ります。(余談ですが、自然界での猫の親離れ子離れはハッキリしていて、ある日突然母親猫が子供たちが近寄るのを威嚇して拒否します。それは徹底して行われます。私も以前その現場に遭遇してことがあり、子猫たちにとっては意味不明でオロオロするばかりで、可哀そうなぐらいハッキリした行動です)
今回の三つ子たちは、『チビママ』の避妊手術で授乳ができないということと、里親のトライアルがすぐ始まるので、いわば人為的に“親離れ”をさせられた、『チビママ』からすると不本意な“子離れ”になります。(ごめんね)

三つ子たちは、時々は『チビママ』を探す素振りで泣く時もありますが、すぐに新しい環境下での生活に慣れ遊び回る姿が見られました。
新居に入るとさっそく三人で探検の始まり

『マル』はネズミボールがお気に入り

『レイ』も負けじとネズミボールをキック!

ネズミと格闘する『マル』の動画!

『マル』のネズミとの格闘!

三つ子たちは新しい寝どこでスヤスヤ!動画

三つ子たちは新しい寝どこでスヤスヤ…

上で騒いでいるのは誰ニャン?

お山の大将は『ハチ』でござる!

母親猫の『チビ』の避妊手術も無事に終わって、予定通り翌日退院することができました。手術から一週間ほど傷が完全に治るまで、ケージでの一人生活が続きます。  <Dai>


choko4※那須高原の那須町に移住してきた筆者が、那須にとけ込んだ人を“那須人(なすびと)”と称し、那須好きの人たちに那須の様々な観光情報を提供することで、“那須人”になってもらいたいと、このブログを開設しています。何か知りたいこと、聞きたいことがありましたら《Contact Us》までどうぞ。




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