「無垢材」と 「集成材」の違いはご存知ですか?
「集成材」というのは、簡単に言うと薄くした木板を、接着剤で張り合わせてブロック状にした木材。
一方「無垢材」は、丸太から切り出したままの自然な状態の木材、手を加えるのも最低限の加工しか行わないので“自然素材”とも呼ばれます。自然な素材だから「無垢材」は、人間が思うようにコントロールできないという大きな特徴もあります。
那須高原の【じざい工房】は、この「無垢材」のオーダーメイド家具にこだわり、注文さたれ方の個性と、「無垢材」の性質を見極めて、さらに、家具が置かれる場所を意識し、最良のハンドメイド家具を作り上げています。

【じざい工房】は、横断道路(県道68号線)からりんどう湖LAKEVIEW方面に少し入ったところ、テディベアミュージアムの手前に、お店と併設したギャラリー、そして工房があります。
<印象的なじざい工房の外観>
広いデッキからお店に入ると、気さくで素敵なオーナー夫人が明るく出迎えてくれます。オーナーは店の裏に隣接する工房が作業場で、だいたいはこちらで家具作りをすすめています。
オーナー夫妻とは那須高原に移住してきたころからの付き合いで、自宅が近いこともあってちょくちょくお邪魔しています。
店内には無垢材をつかったデスクやテーブル、それに無垢材の端材を利用した可愛い小物や、地元の作家さんの手づくり品などが一緒にセンスよく並べられ、ひとつひとつ見て回る楽しさも味わえます。
<可愛いユニークな無垢材の端材でつくられた小物が並ぶ店内>
<地元の作家さんの委託商品もあります>
【じざい工房】のオーナーは、発注するお客様とじっくりと話をし、お客様の個性や家具への思いなども理解した上で、オーダー家具を製作しています。
「無垢材」の素材選びから、親から子へ子から孫へと代々使われるような家具を、味わい深い家具を、安全安心も兼ね備えたものとして作り上げる、そんなポリシーを大切にしています。
【じざい工房】はオーダー家具の工房のため、展示されている家具は少ないのですが、お店のディスプレイ用としての作品をいくつか見ることはできます。
<じざい工房のオーダーメイドの学習机 ひとつひとつが丁寧に仕上げられています>
こちらは販売品で、地元の高級八溝杉をつかった古材風のダイニングテーブル(1600×850×H740)で114,000円の商品です。購入ご希望の方はご連絡ください・・・。
<高級八溝杉使用のダイニングテーブル>
また【じざい工房】では、無垢材を使った製作体験も行っています。無垢材の良さを感じながら、つくる楽しさも満喫できるプログラムです。
実はわたくしも、だいぶ前に教えてもらいながら小さな背もたれ付き椅子を製作しました。しっかりとした構造は今でも頑丈で、風格は10年くらい経ちより増してきています。
<私が体験製作した小さな椅子です 座面も座りやすいようにRがついています>
また、自宅用にデスク兼1面鏡のドレッサーも、だいぶ前に製作してもらいました。こちらは今も嫁に行った娘が愛用していて、とても喜ばれています。
お店と工房の中間には、小さなギャラリーを開設しています。地元の作家さんの作品やテーマを決めての展示などを行っています。
【じざい工房】さんは、単に注文を受けて家具の製作をするというだけではなく、地元の色々な方との交流・活動を通して、地域への貢献も担っています。
穴が開いた変わり種の無垢材を使って、こんな遊び心のあるテーブルをつくることもあります。
<貴重な無垢材は大事に生かします・・・>
「無垢材」のオーダー家具にこだわった【じざい工房】さんは、素材を生かしながら、使う方の気持ちに寄り添い、材料を大事にする姿勢でたくさんのお客様に認められ支持されています。
那須高原・那須町のレストランやカフェなどでも【じざい工房】さんの製品を見ることはできますし、遠く離れたところからもオーダーが入ることも多々あります。
もし何かの家具を購入したい時は、一度お店をのぞいて話をしてみるのもお勧めです。人当たりの柔らかなご夫婦が親身になって相談にのってくれますよ。
余談ですが、オーナーはアクティブなアウトドア派。僅かな隙間の時間を見つけては、那須山に登ったり、那珂川でフライフィッシングを楽しんだりしています。もちろんフライはお手製。そんなこだわりがの姿勢が仕事にも現れていますね。
<Dai>
※facebookには実際の完成製品を紹介してます
※minneで通信販売の商品もあります
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那須高原のじざい工房がつくる《地産地消シリーズ家具》のご紹介です
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<じざい工房の周辺地図>
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【じざい工房】
〒325-0302 栃木県那須郡那須町高久丙1183-31
Tel:0287-76-6181
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