須賀川市【ウルトラマン】で町おこし“M78星雲光の国”が誕生！

那須に移住してからは、那須町だけではなく、色々な土地を訪ねるのもまた楽しみの一つになりました。今回は那須町から北上して、お隣の白河市を通り過ぎた先の「須賀川市すかがわ」をご紹介します。

ちなみに那須高原から須賀川市までは、距離では45km、車で国道４号線経由で45分で。福島空港までは、東北自動車道とあぶくま高原道路経由で、47km50分で行けます。

「須賀川市」の【ウルトラマン】を初めて知ったのは、福島県の空の玄関口“福島空港”に行った時でした。
空港ターミナルの前に、なんと、人の２倍以上もありそうな【ウルトラマン】が立っているではありませんか！

＜福島空港ターミナル前に立つウルトラマン＞

「どうして福島空港にウルトラマンが?」と不思議に思ってロビーに入ると、そこにもウルトラマンが…。壁に貼られた説明書きを読んで納得。
須賀川市は、ウルトラマンでも有名な、特撮の神様「円谷英二監督」の出身地。その関係で須賀川市は、【ウルトラマン】を起用した町おこしを推し進めているというもの。

＜空港ターミナル内には怪獣とウルトラマンが＞

＜撮影で使われたウルトラマンカー＞

＜ポストまでウルトラマンのカラーリング＞

＜空港ターミナル敷地内には特撮で使われた大きな飛行機が…＞

「円谷英二監督」のつながりで、「福島県須賀川市」と「Ｍ78星雲光の国」が2013年5月5日に姉妹都市の提携をして誕生した仮想の町、それが「すかがわ市Ｍ78光の町」です。町長には宇宙警備隊大隊長ウルトラの父が就任しています。

＜市庁舎ではウルトラの父がお出迎え＞

ＪＲ須賀川駅を降りると駅前広場には、天を仰ぐウルトラマンの石像が待ち構えます。ここから須賀川市役所までの通りに沿って多数のウルトラマンや関係怪獣が立ち並んでいます。もちろん最終点の市庁舎には「ウルトラの父」がお出迎えです。

＜駅前ではのウルトラマンの石像が待ってます＞

＜通りの随所に様々なウルトラマンが立つ＞

「Ｍ78光の町」では、住民を募集しています。住民申請はメールでできて、「住民番号」と「住所」がもらえます。後日「住民番号」を市役所で提示すると“光の町の住民票”がもらえます。
ちなみに私は、「住民番号15095」「光の町住所は、すかがわ市M78光の町ひかりはなび地区13丁目9番地6-329」「割り当て坪数93坪」（土地までもらえてしまいます仮想ですが）

＜須賀川市に出向くと住民票がもらえます＞

また「Ｍ78光の町」の住民になると3つの特典がついてきます。(1)Ｍ78住民の心得　(2)ウルトラ文字翻訳表　(3)円谷英二物語　(4)パソコンorスマホの壁紙各種　の4点です。「住民の心得」は、ウルトラ文字で書かれているので“翻訳表”が無いと内容が解読できないようになっています。そしてこれ以降、住民には色々な案内が送られてきます。

＜Ｍ78光の町住民の心得＞