那須の桜スポット芦野の里②【堂の下の岩観音】のライトアップ

那須町・芦野の里の桜スポットの第二弾は【堂の下の岩観音】です。
芦野の里の集落から国道294号線を南下、那須歴史探訪館から約2kmの右手の岩山、芦野石が屹立している岩山肌の中腹に、へばりつくように御堂が建っています。

この日は、夕暮れ時から日没にかけて訪れてみました。
田んぼには田植え前の水が張られ、菜の花がちょうど満開の4月15日。岩山の中腹の【堂の下の岩観音】と、それを取り囲むように桜が咲いている光景は、何とも言えない田舎の素朴な美しさが感じられます。

<桜と菜の花で着飾った堂の下の岩観音>
那須町・堂の下の岩観音日没前

【堂の下の岩観音】は、この御堂に祀られた観世音菩薩から岩観音の名前で呼ばれるようになったもので、この御堂の下の集落を「堂の下」と言います。岩山肌には、観音様が彫られていたと言われますが、今は風化が進み、わずかにそれと覚しき凹凸が確認できるのみです。

やがて日暮れとともに、太陽の自然光とライトの人口光とのショーが、繰り広げられます。時間で言うと午後5時から7時前ぐらいまで、この自然光とのライティングショーが楽しめます。

<日没とともにライトアップのショーが始まる堂の下の岩観音>
那須町・堂の下の岩観音のライトアップ始まる

そして午後6時半を回り、周辺には闇が迫るころ、ライトアップされた【堂の下の岩観音】が異様に浮き上がってきます。

<暗闇の中に浮かび上がる堂の下の岩観音>
那須町・堂の下の岩観音はライトアップで浮かび上がる

【堂の下の岩観音】の建立は約450年ほど前、織田信長の時代に、村の鎮守として建てられたのが起源とか。御堂を取り巻く桜は、樹齢350年ともいわれるエゾヒガンやソメイヨシノ、ヤマザクラなどの巨木で、ライトアップされた【堂の下の岩観音】は、まるで桃源郷の様相を呈します。

<水面にも御堂が移り堂の下の岩観音の様相は桃源郷>
那須町・堂の下の岩観音はまるで桃源郷

那須町・芦野の里の桜巡りは、お昼時から夕暮れまで、色々な桜を楽しむことができます。“那須名木”(下記ページに一覧で掲載)に指定された桜の数々もぜひ見ていただきたいので、半日は時間をとって、芦野の花見にお越しください。

<Dai>


堂の下の岩観音
〒329-3443
栃木県那須郡那須町芦野341


<堂の下の岩観音の周辺地図>


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choko4※那須高原の那須町に移住してきた筆者が、那須にとけ込んだ人を“那須人(なすびと)”と称し、那須好きの人たちに那須の様々な観光情報を提供することで、“那須人”になってもらいたいと、このブログを開設しています。何か知りたいこと、聞きたいことがありましたら《Contact Us》までどうぞ。




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