那須町のかつて義経街道と呼ばれた東山道には、鎌倉にいる兄の源頼朝に呼ばれた源義経は、奥州の平泉を立ち、ここ東山道を通って鎌倉に向かいました。その関係で、那須町の簑沢地区には、源義経と弁慶にまつわる伝説が数多く残されています。
<今も数多くの伝説が残る義経街道>
その中のひとつ、弁慶がこの地で休憩している時に矢を取り出し「我が願い吉ならば、この石に立てよ」といって傍らにあった石に指先で矢の根を押し込むと、矢が岩に突き刺さったとか。この伝説をもとに、この石を古来から 答え 【矢の根石】 として祀り伝えられています。
<伝説を伝える矢の根石の復元石>
先々の武運を願って矢を立てるというしぐさは、占いの一方法で「立つべからずところに立つ」といい、奇跡によって吉の占いを得ることにあります。簑沢地区の有志が弁慶の故事にならって、幸運をもたらす【矢の根石】を復元、義経ゆかりの地を保存しています。
<Dai>
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弁慶の矢の根石
〒329-3437
栃木県那須郡那須町蓑沢
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<弁慶の矢の根石の周辺地図>
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