【PROJECT9b】那須“九尾狐”から生まれたARプロジェクト始動!

<PROJECT9bのイメージイラスト 那須町観光協会パンフから転載
那須9bイラスト姫川明輝

アートディレクション 漫画家・姫川明輝氏による

那須町の新しい観光情報を発信する新しいプロジェクトとして始動したのが【PROJECT9b】です。
那須町に残る「九尾きゅうびの狐伝説」をモチーフに、漫画家・イラストレーターとして世界的に著名な姫川明輝氏ひめかわあきらがキャラクターを創作。それをつかってAR(拡張現実)、つまり、実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を“仮想的に拡張する”という技術を組み合わせて、那須町の観光情報を発信する新しいプロジェクトです。

九尾の狐伝説と那須町の関係
九尾の狐伝説の殺生石那須町に伝わる「九尾の狐伝説」は、平安時代初めの鳥羽帝の時代のお話です。インド、中国を荒らし回った妖怪九尾の狐が日本へ渡来し、「玉藻の前」という美女に化身、帝の寵愛を受けるようになりました。帝の命を奪い日本を我が物にしようとした「玉藻の前」は、陰陽師の阿部泰成によってその正体を見破られ、白面金毛九尾の狐の姿となって、この地・那須野が原へ逃げ込んだのです。これを知った朝廷は上野介広常、三浦介義純の両名に命じ九尾の狐を退治させました。狐は死んで巨石となり、その怨念は毒気となって近づく人や家畜、鳥獣をも殺し続けたのでした。
室町時代になってこれを伝え聞いた名僧源翁和尚は、この地を訪ね、石に済度教化を授け持っていた杖で一喝すると、巨石は三つに割れ一つは会津へ、一つは備後へと飛んでいき、残った一つがこの殺生石であると今も語りつがれています。那須温泉神社境内には「九尾稲荷神社」も祀られています。

【PROJECT9b】では、メインのキャラクターとして“九尾の狐”が、そしてその9本の尾から生まれた別のキャラたちが「那須を伝え」「那須を語り」「那須の楽しみを提供」していきます。

具体的には、(1)殺生石、(2)那須温泉、(3)茶臼岳、(4)駒止の瀧、(5)平成の森、(6)八幡のつつじ、(7)遊行柳、(8)黒田原、(9)東山道の9つの観光スポットに行き、そこの案内板に貼られたQRコードを読み取ると、動画が流れ、そのスポットの観光案内をしてくれます。

さらにCOCOAR2というアプリを起動し、イラスト(ARマーカー)をスキャンすると、キャラクターと一緒に記念撮影を楽しめます。
また、記念撮影したキャラクターを9つ集めると素敵なプレゼントがもらえるスタンプラリーも実施しています。

<九尾の狐のイラストが入った記念写真 写真提供:ペンションアンティーク
PROJECT9bキャラと記念写真

漫画家の姫川明輝氏は、【PROJECT9b】全体のアートディレクターとして、九尾の狐やほかのキャラクターの創作する際には、何日も那須に滞在し取材を重ね、那須の自然の中から、「作る」のではなく「生み出す」ことで本プロジェクトの構想やキャラクターを作り上げたといいます。また、ちばてつやMANGAイノベーション研究所の副所長である田中誠一氏が企画に協力、監修を務めていることも、このプロジェクトの原動力となっています。

那須町に訪れたら、ぜひこの【PROJECT9b】のキャラクターたちと記念写真を撮ってください。新しい思い出が貴方のスマホに残ります。 
詳しい内容のお問い合わせは、那須町観光協会までお願いします。 <Dai>


那須町観光協会
〒325-0301 
栃木県那須郡那須町湯本182
Tel:0287-76-2619


<那須殺生石の周辺地図>


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choko4※那須高原の那須町に移住してきた筆者が、那須にとけ込んだ人を“那須人(なすびと)”と称し、那須好きの人たちに那須の様々な観光情報を提供することで、“那須人”になってもらいたいと、このブログを開設しています。何か知りたいこと、聞きたいことがありましたら《Contact Us》までどうぞ。




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