餡から手づくりの創作和菓子“だっぱら”【なかむらや志水】@那須町

那須町中村屋志水のだっぱら包装紙

那須町の役場がある黒田原へは、那須高原からロイヤルロードを南東に15km、国道4号線を横切って15分ほどの距離の場所になります。この地区に用事で出かけると、よく和菓子のお店【なかむらや志水】に立ち寄って、甘いお菓子を買い求めるのが恒例となっています。昨日も出かけたついでに、話好きの女将さんの顔を見に立ち寄りました。

なかむらや志水のあるレトロな黒田原駅
那須町中村屋志水のあるレトロな黒田原駅

【なかむらや志水】は、あんから手づくり和菓子を創作しているお店です。この店の和菓子は、添加物や甘味料を絶対に使用せずに、素材の旨味を生かす和菓子創りを大事にしています。お土産に差し上げても、安心して喜ばれる和菓子です。

そして【なかむらや志水】で一番、個人的に一番おすすめなのが“だっぱら”という和菓子です。黒田原の読み方は「くろだはら」というのが正式名称で、地元の人は愛情込めて『だっぱら』と呼んだりします。
どんな味かは食べてのお楽しみです! 5個入って750円
那須町中村屋志水のだっぱら

銘菓“だっぱら”は、地元の名前を生かした郷土銘菓で、那須ブランド認定商品でもあります。この“だっぱら”、中に栗がまるまる一個入っています。和菓子の甘さと栗の甘さで、甘みが倍増する和菓子です。甘党の私にはたまらない和菓子です。
甘い栗がまるまる一つ入った“だっぱら”
那須町中村屋志水のだっぱらは栗入り

こちらは【なかむらや志水】の包装紙です。よ~く見てください!一番上には噴煙が上がる那須山“茶臼岳”があり、一番下には那須町の最南端の芦野の桜ケ城と伊王野のお城が描かれています。その少し上には「黒田原」があります。
実はこの絵は、【なかむらや志水】の大将が描いたイラストです。那須町の特徴をよくとらえて描かれているイラストは、見事ですね。じっくりとご覧ください。
なかむらや志水の大将が描いた那須町のイラスト
那須町中村屋志水の包装紙

もうひとつ一番最初にお見せした和菓子“だっぱら”の包装紙。これは地元の校長先生まで勤めた方が描いた貴重なイラストなのです。というのは、これは「大正6年頃の黒田原」と左上に記載されていますが、この時代の「黒田原駅」は現在の駅より南、今の那須町役場の前あたりにありました、それが描かれている貴重なものなのです。

【なかむらや志水】は、その和菓子を通して、黒田原という町と共に歩んでいます。那須にいらしたら、黒田原に足を運んで、ぜひ“だっぱら”を召し上がり、その包装紙にまつわるお話を女将さんに聞いてみてください。 <Dai>


なかむらや志水
〒329-3222
栃木県那須郡那須町寺子1-218
Tel:0287-72-5083


<なかむらや志水の周辺地図>


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choko4※那須高原の那須町に移住してきた筆者が、那須にとけ込んだ人を“那須人(なすびと)”と称し、那須好きの人たちに那須の様々な観光情報を提供することで、“那須人”になってもらいたいと、このブログを開設しています。何か知りたいこと、聞きたいことがありましたら《Contact Us》までどうぞ。




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