那須高原に移住してきて感心することの一つは、地元の人たちがとても自然を大事にしていることです。草刈り機を使って雑草を切る作業をよく見かけますが、春から目を出し伸びてきている【ヤマユリ】の茎は切らずに残すのが、地元の人たちの草刈りのやり方です。
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そのおかげで初夏のこの季節、この【ヤマユリ】が那須高原のあちこちで白い大輪の美しい花を咲かせているのを見ることができます。【ヤマユリ】は、日本特産のユリで、山中に自生することから「山ユリ」と呼ばれ、「ユリの女王」ともいわれています。白い大きな花は遠くからでも見つけることができ、甘く強い芳香をはなっています。
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ところがこの【ヤマユリ】は宿根草にもかかわらず、環境適応能力が弱いのか、全国的には年々減少してきていると言われます。その中で、那須の人たちはこの【ヤマユリ】を大事にしているため、年々大きく花芽も増えて見事な大輪をたくさん咲かせています。ちょつとした林の中にも、白い大輪の花を見つけるととても嬉しくなります。
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今年も我が家の家の周りや林の中にも、たくさんの白い大きな【ヤマユリ】が見事な美しさを見せてくれています。時々草刈りの時に間違って切ってしまうと奥様に怒られます(^^♪
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昨日は、雨で打たれて折れたヤマユリを見つけて持ち帰ると、奥様が花瓶に入れて玄関前に飾ってました。この時期の何日間しか美しい花を咲かせない【ヤマユリ】は、いつまでも大事にして、年々少しずつ増やしていきたいですね。
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那須街道の入り口に近いところからの遊歩道沿いに【ヤマユリ】の群生を見ることができます。車を置いて少しの距離をゆっくり歩いて、美しい花を愛でてみてください。 ＜Dai＞
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※那須高原の那須町に移住してきた筆者が、那須にとけ込んだ人を“那須人(なすびと)”と称し、那須好きの人たちに那須の様々な観光情報を提供することで、“那須人”になってもらいたいと、このブログを開設しています。何か知りたいこと、聞きたいことがありましたら《Contact Us》までどうぞ。