ただいま愛読中!BOOKOFFで見つけたミステリー大賞受賞作品『ソロモンの偽証』@宮部みゆき

那須に移住してからBOOKOFF(ブックオフ)に時々足を運ぶようになりました。
那須町には残念ながら大きな本屋さんはほとんどなく、読みたい本を選ぶことが結構難しいのが現状です。
そんな中でBOOKOFFは、偏っているとはいえ本の在庫数は多く、ありがたいことに値段は安く、たくさんの本を気軽に購入することができます。特に小説のたぐいは新刊を意識しなければ、今まで読めなかったものを見つけることもでき、ワクワクしながら掘り出し物を探す楽しみがあります。

今読んでいる本の一冊は、ミステリー作家の“宮部みゆき”のもの。
“宮部みゆき”との出合いもBOOKOFFで、数年前に単行本700ページという厚手の上・下巻を、それぞれ100円で購入した『模倣犯』でした。暇なときにじっくりと読んでみようと試しに買ったこの本が、私的には大当たり、なかなかの面白い本でした。
以来、東野圭吾に次いで機会あるごとに好んで購入するミステリー作家の一人となりました。

そしていま愛読中の作品はミステリー大賞にも選ばれた、宮部みゆきの『ソロモンの偽証』全3巻。こちらももちろんBOOKOFFで購入しています。
ソロモンの偽証全3巻
この小説は、学校内で発生した同級生の転落死の謎を、生徒のみによる校内裁判で追求しようとする中学生たちを描いているもの。単なる自殺としか見れない死を、宮部みゆきの不思議な感覚で展開していくストーリーに、静かに引き込まれてしまうという小説です。

『ソロモンの偽証』はもともと、「小説新潮」で2002年から2011年にかけて長期連載されたもので、それが単行本では『事件』『決意』『法廷』の三部構成で、それぞれ700ページの厚みがあるという大作(原稿用紙で4700枚とか)となっています。

そして『ソロモンの偽証』は、実は2015年に映画としても公開されています。
C 松竹チャンネル/SHOCHIKUch

『ソロモンの偽証』予告編

先日GYAOでこの映画を偶然見つけて、原作を読み終わる前にスマホで映画を無料で見てしまいました(^^♪

映画は、「前篇・事件」と「後篇・裁判」の2部で構成されています。原作の主役は藤野涼子という検事役の中学生。ところが映画の主演も藤野涼子さん。なんとオーディションによって主役の座についた藤野涼子さんは、役名を芸名にしたというから驚き。

映画も原作に劣らずなかなかの作品となっています。映画を見て、よけいに原作が面白く感じられ、文字から生まれてくる世界をまた違った観点で楽しんでいます。<Dai>


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choko4※那須高原の那須町に移住してきた筆者が、那須にとけ込んだ人を“那須人(なすびと)”と称し、那須好きの人たちに那須の様々な観光情報を提供することで、“那須人”になってもらいたいと、このブログを開設しています。何か知りたいこと、聞きたいことがありましたら《Contact Us》までどうぞ。




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