日光市の【湯西川温泉】の冬の風物詩「かまくら祭」は、今年26回目を迎え、2019年１月２６日(土)から３月３日(日)まで開催されます。
那須に移住して来て、この有名な祭りに車で意外と短時間で行けると知った時は、思わず「行こう！」と声を出したほど。
那須町には、残念ながら冬にたくさんの観光客を集めるイベントはありません。しかし、この【湯西川温泉のかまくら祭り】や、【大内宿の雪まつり】といった、周辺の観光地に足を運べるビッグな催しがあります。
そんな冬の催しや、会津若松の【鶴ヶ城】や【猪苗代湖】など、冬ならではの景色を楽しめる観光地が、那須高原の日帰り圏内に点在します。
【湯西川温泉かまくら祭り】の一番の見どころは何といっても2009年(平成21年)に日本夜景遺産に認定された沢口河川敷の“ミニかまくら”。
＜暗闇に浮かぶミニかまくらは住民がひとつひとつローソクに点灯します＞
【湯西川温泉 かまくら祭り】のメイン会場は、平家の落人により集落が築かれ、平家落人のロマンを伝える観光施設「平家の里」。沢口河川敷の“ミニかまくら”をはじめ、湯西川温泉全体で楽しめるかまくらイベントです。
＜源氏に追われた平家の落人のロマン伝説が平家の里の門から始まります＞
「平家の里」は、平家落人の生活様式を後世に伝えようと、村内の茅葺き屋根の民家９棟を移築し再現した民族村です。
また、この地に逃れてきた平家の落人たちが、武器や宝物を埋めたと伝えられている“平家塚”もここにあり、郷土食の店“餉の館”では、落人が食べた、栃もち、きびもち、おしるこ、そばがきなどが味わえます。
＜山里奥深くに逃れてきた平家の生活が見られます＞
【湯西川温泉】は、源氏と平家が戦った壇ノ浦の合戦に敗れ逃れた平家落人が、河原に湧き出る温泉を見つけ傷を癒したと伝えられる歴史の古い温泉です。その湯西川(一級河川利根川水系)の渓谷沿いに、旅館や民家、露天風呂などが並んでいます。
夜のメインイベントであるミニかまくらの点灯までは、平家の里や温泉街の散策で、たっぷりと雪まつりを楽しんでください。
＜川沿いを歩くと湯西川温泉の風情が感じられます＞
日没が始まったら、ミニかまくらの会場となる沢口河川敷へ移動します。
住民の手でつくられた小さな可愛いかまくらには、ローソクが立てられ、日没で少しずつ暮れていく中、ひとつひとつローソクに火が灯されます。
＜日没に合わせてミニかまくらの表情も変化していきます＞
やがてあたりがすっかりと暗闇に包まれる頃、河川敷には目を見張るような幻想的な光景が広がります。
ローソクの炎がゆらめいて微妙に揺れ動く数百のミニかまくらの灯りに、誰しもが言葉を失い、この里に逃れてきた平家の落人の心を感じ、しばし不思議な感情に酔いしれます。
【湯西川温泉へ那須から行くルート】は、塩原温泉を抜けて、西会津街道(国道121号線)を鬼怒川方面に走り、会津鬼怒川線「湯西川温泉駅」のところから県道249号線で湯西川温泉まで。
以前は細い山道を走らないといけない里でしたが、今は湯西川ダムの工事に伴い自動車道も整備され、冬でも安心して行くことができるようになりました。
ただ湯西川温泉は山里の寒さの厳しい町、私が行った時も雪は少ないものの、路面はすべて凍結していて、２駆ＦＦ車では怖い状態。かろうじてスリップもしないで往復することができたのは幸いでした。
那須高原から湯西川温泉までは、通常ですと車で１時間半程度で行ける距離です。その日のお天気や積雪状況を事前に確認して、安全運転でいらしてください。
【湯西川温泉 かまくら祭りの案内パンフレット】です
【湯西川温泉 宿泊施設のご案内】です
【湯西川温泉 かまくら祭り バスツアーのご案内】です
＜Dai＞
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＜湯西川温泉ミ臨時駐車場とミニかまくら会場周辺地図＞
※ミニかまくらの会場へは、臨時駐車場が便利です
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〒321-1261
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〒321-2712
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FAX:0288-97-1177
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