【那須高原クロスロード振興会】「那須ナンバー」や「那須検定」事業など異業種交流を通して町づくり！

那須町の『町づくり』を進める団体やグループはたくさんありますが、中でも【那須高原クロスロード振興会】は、歴史も古く、その活動も幅広く、町の発展にも貢献してきたと言える団体です。

私も現在この【那須高原クロスロード振興会】に所属しています。下記で紹介する「那須ナンバー」事業には参加していませんが、「那須検定」事業には積極的に関わってやってきました。

〈那須高原クロスロード振興会ロゴ〉

【那須高原クロスロード振興会】というのは、2002年に発起人数名にて立ち上げられた団体で「広谷地の十字路(クロスロード)を中心に生活を営んできた農業、酪農、林業、観光従事者、福祉関係の方々･･･、また、新しく那須高原に移り住んだ人たちが、もっとこの地域の為に力を合わせることが必要」として、「この地に定住の場を求めた人々が、少しでも住みやすく、訪れる観光客の方々のために、もっと喜んでもらえる地域づくりを目指す」とした基本姿勢のもと、活動を展開してきました。（那須高原クロスロード振興会趣意書から抜粋）

【那須高原クロスロード振興会】活動の代表的なものとしては、いち早くご当地ナンバーとして2006年からスタートした「那須ナンバー」事業があります。

「那須ナンバー」事業は、国土交通省が動き出すかなり前から「那須ナンバー創設協議会」を立ち上げ、導入の活動を開始。実に、67,780名の要望署名を官民一体となって集めるなどして、「那須ナンバー」の認可に尽力しました。
今では、那須町・那須塩原市・大田原市の3つのエリアの車のナンバープレートに『那須』という文字が当たり前に入っていますが、スタートさせるまでには大変な労力を要した事業でした。

〈那須ナンバー事業の展開〉

また2008年から、那須観光協会の那須検定実行委員会を【那須高原クロスロード振興会】が設立し、「那須検定」の仕組みづくりから検定テキストブックの編集発行、那須検定試験の実施までを行った事業も、クロスロードの大きな事業のひとつです。

〈那須検定の募集ポスター〉

「那須検定」は、多くの方が那須の歴史や観光・文化などを深く学び、那須の魅力をもっともっと再発見し、那須のことをもっと好きになっていただきたい思いが込められた検定でした。
1・2・3級の合格者にはそれぞれのデザインの「合格証」と協力各施設が優待利用できる「合格ピンバッチ」が贈られ、1級合格者は「ロイヤルリゾート那須マイスター」に認定されました。

〈たくさんの受験者を集めた那須検定〉