那須塩原市の黒磯地区にある、SHOZOcafe(ショーゾーカフェ)を中心とするSHOZO通りは、テレビでも何度も紹介されて、今では那須観光のひとつのスポットとなっています。
そのSHOZO通りには、お洒落なブティックやカフェ、そしてレストランがそれぞれの個性を発揮して連なります。
そんな中に、心と身体のバランスを整える食事“薬膳料理”を出しているお店があります。前回ご紹介したChusチャウスから50mほどの並び、古い民家を使った【白牡丹】がそれです。
<見た目にも美しい白牡丹の薬膳料理の一品>
薬膳とは、古代中国の知恵に基づき、個人の体質や季節の移り変わりなどから受ける影響を踏まえながら、食材の様々な効能を組み合わせて、心と体のバランスを整える食事法のことを言います。
特に那須は農産物の生産者が多く、地元の食材を新鮮な状態で使えることが、薬膳料理には大切なことだとか。さらにオーガニックで安心な食材も多く、薬膳料理には那須は理想的な場所とも言えます。
〈新鮮な食材が揃っている那須エリア〉
【白牡丹】の薬膳料理は、特別、薬効の強い食材に限って使っている訳ではなく、那須地域のそれぞれの食材が持つ、それぞれの効能を生かした料理で作られます。
古い一軒家をそのままレストランにしたお店で、その古さと薬膳のイメージが妙にマッチングして、いつも女性客がいっぱい。
食材の様々な効能を組み合わせた、この日の旬菜薬膳プレートのメニューは、豆腐とおからのハンバーグがメインで、ビーツのポタージュ、フキご飯によもぎ豆腐、春野菜のキヌアサラダなどなど全9品。プレートランチは1,500円で、内容は日々変わります。他に薬膳カレーにデザートとドリンクメニューがあります。
〈彩りも盛りつけも美しい旬菜薬膳プレート〉
〈ボリューミーな豆腐とおからのハンバーグ〉
ちなみにお肉類でもそれぞれに効能があります。例えば牛肉は血を作り、鶏肉は気を補う。そして、豚肉は体を潤わし、羊は体を温める。というように、動物性の食品にも全てが体にとってはプラスとなる食材です。
その効能をちゃんと考慮して、その人の体質や、その日の体調に合わせて食べるのが薬膳料理です。
【白牡丹】のテーブルにつくと小さなメモが置いてあります・・・
「薬膳とは」
古代中国の叡智に基づいてつくられた心と身体のバランスを調える食事です。
個人の体質や、季節の移り変わりなどから受ける影響をふまえて、
食材の様々な効能を組み合わせることで自然界と心身の調和を生み出します。
ふだんのご飯を「養生」の知恵とともに、
どうぞごゆっくりお過ごしください・・・
〈DAI〉
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<薬膳料理白牡丹の周辺地図>
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薬膳料理 白牡丹
〒325-0045
栃木県那須塩原市高砂町6-9
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