全国的に気温が上がって2月21日は4月・5月頃の気温となったとか。この暖かさで、静岡の河津桜が満開。那須高原は、標高500mでは雪は全く無く、例年に比べると暖かい日が続いています。
暖かくなってくると、桜の話題がやはり一番最初に出てきますね♪
こちらのブログでも、一足早く那須町・那須高原・那須エリアの桜スポットをご紹介していきます♪
那須町の桜スポット第一は、やはり【芦野の里の桜】でしょう。田んぼの所々に桜が白い花をつける光景は、田舎らしいのどかな春の景で、暖かい春が来たことを告げてくれます。例年ですと、芦野の里の桜は4月の中旬ぐらいが見頃ですが、2019年の春はどうなるかは、那須町役場または那須町観光協会にお問い合わせください。
<車で走るとこんな光景と出合えます>
「芦野の里」は、町役場のある“黒田原”からさらに南へ、車で10分程度の集落です。芦野の里には、「那須歴史探訪館」があり、ここは中世の芦野城、近世江戸時代には旗本芦野氏の陣屋があった麓に位置します。
芦野城は「御殿山」と呼ばれ、桜の季節には、この城跡の小さな山が全山桜で覆われます。那須町民にとって、お弁当持参で花見のできるスポットとして人気があり、【桜ケ城】として親しまれています。
<那須歴史探訪館から桜ケ城の桜を見る>
<スギの緑に映えるピンク色の桜は綺麗ですね>
<全山どこに行っても桜・さくら・桜>
<桜ケ城の桜はソメイヨシノが主流です>
「那須歴史探訪館」への入口あたりに、見事な“しだれ桜”が一本美しい花を咲かせます。那須の名木にも指定された武家屋敷【旧平久江家のしだれ桜】で、その大きさと樹齢400年を超える老木は一見の価値があります。
<那須の名木・旧平久江家のしだれ桜は樹齢400年>
<松尾芭蕉も那須与一も見たかもしれないしだれ桜>
芦野の里には以前ご紹介した「那須の美ナスでつくった焼酎“桜ケ城”」のお店「那須屋」があります。御殿山の花見の際には、ぜひこの焼酎“桜ケ城”をお店に立ち寄って手に入れてから、花見を楽しんでみてください。

<花見酒はやっぱり那須の焼酎“桜ケ城”ですね>

那須屋さんの隣は、以前ご紹介した「石の美術館・STONE PLAZAがあります。花見の途中でぜひ見学して、芦野の里をより深く知ってください。
「石の美術館」から芦野の集落を歩いて15分位のところに名所“遊行柳”があります。ここは、西行法師が訪れ俳句を遺したとして有名で、「道野辺に清水流るゝ柳かげ しばしとてこそ立ちどまりつれ」と詠み、後に「謡曲遊行柳」として広くこの地が知られるようになりました。
松尾芭蕉も西行法師の足跡を見ようと、1689年4月19日に訪れて「田一枚 植て立去る柳かな」と詠んでいます。

“遊行柳”は栃木名木百選にも選ばれている名木で、遊行柳と並んで古い【遊行桜】もあり、春には柳の緑と桜が美しいコントラストを見せてくれます。
芦野の里の桜巡りは、歩きながら色々な桜を楽しむことができます。芦野の里に花見に行くときは、ぜひお弁当持参でいらしてください。お天気のいい日に、ゆっくりのんびりと桜を見て、美味しいお弁当を食べて、那須の桜を堪能してください。
<Dai>
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那須歴史探訪館
〒329-3443
栃木県那須郡那須町芦野2893
Tel:0287-74-7007
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<那須歴史探訪館の周辺地図>
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