こちらのパン屋さんは、かつて那須湯本にあったホテル瑠庵のフランス料理用にパンを焼いていたいたのが、始まり。その後ホテルの横に一般販売用のお店を出し、【パン・トゥ・ルアン】という名前で営業。私はその時から、時々お邪魔してはパンを購入していました。
やがて、そのホテルが閉館し、東日本大震災のあった2011年12月に【パン・トゥ・ルアン】は、今の場所、テディベア・ミュージアムのお向いに移転してきました。近くに移転してきたのが嬉しくてさっそく足を運んだものでした。そのお店も、今年2019年にはもう8年となります。
【パン・ドゥ・ルアン】は、かつて那須御用邸の晩餐会に使われたという、由緒あるベーカリーで、今も高級材料を使って品質を落とさずに丁寧にパンの製造販売をしているお店です。中でも「元祖那須のあんぱん」と自称するぐらい、“あんぱん”に対するこだわりは、アンパン好きの私にはたまらなくありがたいお店です。
<のれんから“あんぱん”に対する気持ちが表れています>
【パン・トゥ・ルアン】ののれんを見て、店内に入ると、やはり真っ先に“あんぱん”コーナーへ一直行です。この日も11時過ぎに行ったのに、栗が3個入った「特大あんぱん」はもう無く、「中あんぱん」も残り1個でした。
ちなみにこの“那須のあんぱん”は、通称『ル・アンぱん』と言うのですよ。
<最後の1個の「中あんぱん」を確保した残りは・・・>
この日購入した【パン・トゥ・ルアン】の“あんぱん”は3種類です。栗がまるまる1個入った「中あんぱん」、小ぶりの「小あんぱん」、そして「生クリームあんぱん」と“あんぱん”のオンパレードです。“あんぱん”は甘さ控えめで、とても上品なあんの“あんぱん”です。このほどよい甘さが「那須のあんぱん」なのです。
<この日ゲットした“あんぱん”3種>
「生クリームあんぱん」は、持ち帰り直前に生クリームを入れてくれます。立方体のパンで、このパン生地と中クリームとあんこのコンビネーションが、たまらなく美味しいパンなのです。見ただけで美味しさが伝わりますね。
<生クリームとあんが詰まった“生クリームあんぱん”>
【パン・トゥ・ルアン】の「中あんぱん」には、栗がまるまる1個入った大きめの“あんぱん”で、食べ応え充分です。これだけ大きい“あんぱん”なのに、甘さが尾を引かないほど良い加減なのです。これだけは、食べていただかないと判らないですね。“あんぱん”は、もちろん「粒あん」と「こしあん」がありますので、お好みでどうぞ。
<栗が1個の“中あんぱん” 栗3個の特大が食べたい!>
【パン・トゥ・ルアン】のパンは、那須のおいしい水と空気で練り上げた生地をオーブンで毎朝焼き上げています。お昼前11時ころに行くのがいいかも。店内に並ぶパンは約30種類と品揃えも豊富です。
今回は購入しませんでしたが、リンゴが丸ごと1個入った「丸ごとリンゴパン」もお勧めです。
<写真では感じられないけど、相当大きいデスヨ!>
【パン・トゥ・ルアン】には、店内にイートインコーナーがあり、買ったパンをその場で頂くことができます。テディベア・ミュージアムを見て、小腹がすいたらどうぞ! <Dai>
▽
パン・ドゥ・ルアン
〒325-0002
栃木県那須郡那須町高久丙1195-98
Tel:0287-76-6001
営業時間:9:00~17:00
定休日:水・木曜日
▽
<パン・ドゥ・ルアンの周辺地図>
▽

🔻