那須高原から【白河の関跡】小高い丘にはカタクリが一面に群生

今回ご紹介するのは、歴史の名所であり、かつ春先のカタクリのスポットでもある【白河の関跡】です。那須高原からロイヤルロード(県道21号)を通って、県道28号と県道211号を抜けると白河市の【白河の関跡】まで約22㎞、35分で行くことができます。

【白河の関跡】とは、山形県鶴岡市の《鼠ヶ関ねずがせき》・福島県いわき市の《勿来関なこそのせき》とともに、奥州三関の一つに数えられる関所のひとつで。歌枕の地としても有名なこの場所は、春の訪れを告げる薄紫色の可愛らしい“カタクリ”の花が一面に群生する場所としても人気のスポットです。

白河の関跡

そもそも「奥州三古関」とは、江戸時代の関所とは違って、古代は蝦夷えみしの地との境におかれ、平安時代には、俘囚の出入りと商人の官納物買取りを防ぐために設けられたものです。

【白河の関跡】の小高い丘、「白河関の森公園」が、“カタクリ”の群生地となっています。暖かい春の日差しに誘われて、“カタクリ”の丘の散策を楽しんでみましょう♪ カタクリの群生が花をつけるのは、例年だと4月の中旬となります。

白河の関後のカタクリ

白河の関跡のカタクリ群生

白河の関跡のカタクリ群生

白河の関は“歌枕”で知られた・・
“みちのく”の玄関口【白河関跡】は、多くの歌人たちが憧れた地だったとか。関の機能がなくなってからも、都の文化人たちの憧れの地であり、”和歌の名所(歌枕)″として知られた地でした。
松尾芭蕉も、白河の関を越える旅に思いを馳せました。元禄2年(1689年)、5月下旬(今の暦で6月上旬)に白河の地にたどり着いた芭蕉は「白河の関にかかりて旅ごころ定まりぬ」と、みちのく路の第一歩を踏み出したことについて感動を込めて記しています。
また、芭蕉の供をした曽良の句に「卯の花を かざしに関の 晴れ着かな」とあり、この時期に白河で咲いていた卯の花を詠み込んだと考えられています。

<Dai>


白河の関跡
〒961-0038
福島県白河市旗宿関ノ森 白河の関

お問い合わせは
白河観光物産協会
〒961-0074
福島県白河市郭内1-2
Tel:0248-22-1147


<白河の関跡の周辺地図>


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choko4※那須高原の那須町に移住してきた筆者が、那須にとけ込んだ人を“那須人(なすびと)”と称し、那須好きの人たちに那須の様々な観光情報を提供することで、“那須人”になってもらいたいと、このブログを開設しています。何か知りたいこと、聞きたいことがありましたら《Contact Us》までどうぞ。




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