那珂川町【カタクリ山公園】の“カタクリ群生”は3月下旬に見頃!

春を告げるのは“桜”ですが、それと並んで忘れてならないのが“カタクリ”です。落ち葉をかき分けて芽をだし、薄紫の花をつける、高さ10㎝ほどの可憐な“カタクリ”。

“カタクリ”の名前は、古く「かたかご(籠を傾けたように咲くことにちなむなど諸説あり)」と呼ばれ、それが転じて「かたくり」になったともいわれます。

片栗粉は、かつてはカタクリの球根から抽出したデンプンを用いていたので、「片栗粉」とYobareteがいました。しかし、精製量が少ないため、近年はジャガイモやサツマイモから抽出したデンプン粉が用いられています。

“カタクリ”の花言葉は「初恋」と「寂しさに耐える」ですが、“カタクリ”の可憐さからも、言葉の意味がうなずけます。

那珂川町カタクリ山のカタクリ

そんな“カタクリ”のスポットと言えば、栃木県那珂川町に【カタクリ山公園】です。那珂川町は八溝県立自然公園内に位置し、自然豊かな雑木林3haに、100万株に及ぶカタクリの群生が斜面を埋め尽くし、それはそれは見事の一言につきます。

那珂川町の【カタクリ山公園】へは、国道294号線経由で33㎞、約40分の道のりとなります。カーナビの入力時、「カタクリ山公園」が表示されないときは、那珂川町「三輪神社」でマークしてください。駐車場がすぐ近くにあります。

車を降りるとすぐ前に「三輪神社」があります。せっかくですので、ちょっと立ち寄って礼拝していきましょう。社伝によるとそれなりの由緒正しき神社なのです。

那珂川町の三輪神社鳥居

那珂川町の三輪神社の本殿

三輪神社について Wikipediaから
「三輪神社」は、社伝によると、推古天皇12年(604年)に大和国(現在の奈良県)の大神神社から勧請して創建されたという。藤原資家(須藤権守貞信)が賊を征伐する際に戦勝を祈願したとされる。資家は天養元年(1144年)に社殿を造営し以後資家の子孫の那須氏によって那須氏が除封されるまで守られ続けてきた。那須氏除封後は氏子により維持されている。
当社で行われる三和天祭りは平成6年(1994年)に町指定無形民俗文化財に指定されている。


「三輪神社」参拝の後は、【カタクリ山公園】の標識にしたがって山道・遊歩道を一巡する散策路を巡ります。明るい陽ざしが降りそそぐ山あいの斜面には、薄紫色のカタクリが、まるで絨毯のように敷き詰めて咲き乱れています。その間をゆっくりと、写真を撮りながら、時には身をかがめて、可憐に咲くカタクリの可愛らしさをながめながら歩きます。

那珂川町のカタクリ山公園のカタクリ

那珂川町カタクリ山公園の可憐に咲くカタクリ

那珂川町のカタクリ山公園の群生するカタクリ

那珂川町カタクリ山公園の斜面に咲き乱れるカタクリ

【カタクリ山公園】の山合いをぐるりと巡ると、ちょっとした谷間の湿地帯にミズバショウが見えてきます。山と山が織りなす谷あいの水辺に、流れに沿うような形で、真っ白な花を咲かせるミズバショウは、鮮やかな緑の葉とともに、谷間に別世界を生み出しています。

那珂川町カタクリ山公園のミズバショウ

那珂川町カタクリ山公園のミズバショウの群生

【カタクリ山公園】のこの写真は昨年のものです。今年はミズバショウが先に見頃を迎えて、後追いでカタクリが花を咲かせているようです。自然の花は、その時の気候によって咲き方にも変化が見られます。可能なら、最新情報を入手して最適な時期に足を運ばれることをお勧めします。 <Dai>


那珂川町カタクリ山公園
〒324-0502
栃木県那須郡那珂川町三輪
Tel:0287-96-4939


<那珂川町カタクリ山公園の周辺地図>


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choko4※那須高原の那須町に移住してきた筆者が、那須にとけ込んだ人を“那須人(なすびと)”と称し、那須好きの人たちに那須の様々な観光情報を提供することで、“那須人”になってもらいたいと、このブログを開設しています。何か知りたいこと、聞きたいことがありましたら《Contact Us》までどうぞ。




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