那須高原にまた夏が訪れようとしています。那須連山の裾野、標高の低い町の方から、夏の景色が山の頂に向かって登っていきます。移ろいゆく自然の景色の中で様々な営みが見られます。
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牧草の刈り取りのあと、ロール状に牧草を整えて、このあと白いビニールでラッピングして保管します。那須高原の随所で、そんな光景が見られます。
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のどかな放牧牛の光景が那須連山の裾野の高原に広がります
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また、那須塩原市の関谷地区の【田んぼアート】が見られるというので、出かけたついでに立ち寄ってみました。5月のGW頃に植えた稲が、まだ30cmにも満たないのに、もう【田んぼアート】が見られます。
この地区の【田んぼアート】はもう10年になるとか。今年は“日本遺産”を意識して、「ミルヒィに明治時代の華族の衣装を着せた」そうです。25aの水田に、なすひかりなど45000株の稲を植えて表現しています。
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隣の田んぼにもうひとつの【田んぼアート】がありました。こちらは一寸法師をデザインしたもので、新たな船出をイメージしてつくられたとか。
※写真は水田の水に青空が映り込んで、ちょっと見えにくくなってしまいました
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那須塩原市では、2016年から、「日本遺産」認定を目指して、大田原市、矢板市、那須町と共同による「近代開拓史遺産日本遺産認定推進協議会」を設置し、「明治期の華族農場を中心とする那須野が原開拓の歴史」をストーリーとしてまとめ、2018年2月に文化庁に申請、2018年5月24日に文化庁より認定されました。
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※那須の【田んぼアート】の初代は、関谷地区から南に下った西遅沢にあります。今年はまだうかがっていないので、下記の地図で確認できるようにしておきました。地図を拡大してご覧ください。
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那須高原、那須エリアで様々な自然の中での営み、取り組みが見られるのも、この時期の楽しみでもあります。那須にいらしたら、ちょっと自然を意識して歩いてみてください。新しいシーンに出会えます。 <Dai>
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<田んぼアートの周辺地図>
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